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住宅ローンと金融公庫

 小泉内閣の改革で、住宅金融公庫が話題になっていた。
 反対論を覚えている。
 住宅金融公庫は、国民が低金利で利用でき、住宅ローンを
組みやすくしているので、国の管轄から外すことは適切でない。
 結局、財団法人なのか特殊法人なのかわからないが、政府系から
一応独立して、存続しているとは思う。
 わたしの実家も、家の購入と維持には、ひと苦労した
 幼いながらも、母の口から住宅金融公庫の話を聞き、心の底に、
自然と残っている。
「公庫を利用できれば、返すのに安く済むのに、お父さんがね」
 父は、ある印刷会社に勤務していたが、会社に悪いから、と
言って、住宅金融公庫に振り向きもしなかった。会社の取引先の
銀行を使い、高い金利で無理をし、何度か引っ越しを余儀なくされた。
 それでも、父は、たまにわたしが訪ねると、
「このままでは終われねえ。なあ」
 と兄が購入した一軒家に間借りしながら、酒の勢いで、吠えている。
 住宅とは、ある意味、魔物かもしれない。この場合、一軒家を意味するが、
それを支援しようと、政府が支援金庫を作ったことは、ご苦労さん、としか
いいようがない。
 とはいえ、わたしはどうかと言うと、骨の始末をしっかり準備して、
ずっとマンションでもいいかな、と思っている(笑)。
 魔物は、自分の心だけで十分だ(笑)。

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2009年06月08日 17:37に投稿されたエントリーのページです。

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